革の種類解説「サドルレザー」

サドルレザー(ヌメ革)のミドルウォレット


「サドルレザー」というのは所謂「ヌメ革」と呼ばれる植物タンニン鞣しの牛革です。
無染色なので、革本来の色が楽しめます。


使えば使うほど色が濃くなり、最終的には飴色に変化。
新品時と使い込んだ革で、全く違う見た目になります。


何のコーティングもされていない「スッピン」の革ですので、経年変化がダイレクトに楽しめる一方で、汚れや水シミが付きやすいデリケートな革でもあります。
ですので綺麗に経年変化させるのはかなり気を使います。


また、スッピンでありますので、傷跡、シミ等が隠れず残っております。
大きなものは避けますが、商品に多少はそのような「生きた証」が入ってしまうことはご了承ください。


ある意味では上級者向けの革とも言えますが、気にせずガンガン使ってワイルドに育てばそれはそれでカッコよく仕上がる懐の深さもあります。


SHINで使用しているサドルレザーは日本が誇る「昭南皮革」製のサドルレザーで、時間のかかる製法で作られたクオリティの高い「サドルレザー」です。


まさに「革そのまま」の味を楽しむには「サドルレザー」をお選びください。