MINI TOTE HERITAGE SADDLE(ヘリテージサドル)
傷も、シワも、血筋も。
革が歩んできた時間を、そのまま携えるミニトート。
MINI TOTE HERITAGE SADDLE は、SHIN LEATHERS定番のミニトートをベースに、国産ヌメ革で仕立てた特別なモデルである。
※※この商品は受注生産品です。
在庫ありと表示されていても、お届けまでの納期は約5週間となります。
「在庫あり」とは、完成品ではなく、製作に必要な材料の在庫があることを意味します。
革以外のディティールや構造は通常モデルと共通。
使いやすいサイズ感や実用性はそのままに、革そのものを育てる楽しさを加えた。
幅約35cm(底幅28cm)マチ約16cm(底部)高さ21cm(取っ手込み34cm)
使用イメージ(写真はダークブラウンのミニトート)男性でも女性でも持つことができる絶妙なサイズ感。
バッグは使う道具である。
そして革は、使うほどに表情を変えていく素材でもある。HERITAGE SADDLEは、その変化を楽しむために生まれたシリーズである。 新品が完成形ではない。持ち主の暮らしの中で少しずつ完成へ近づいていく。
国産ヌメ革だからこそ生まれる表情
使用しているのは、国産のピット槽鞣しによるヌメ革。 時間をかけてじっくりと鞣された革は繊維がしっかりと締まり、使い込むほどに艶と深みを増していく。
表面には染色もコーティングも施していない。 余計なものを重ねず、革そのものの質感をそのまま味わえる"すっぴん"の革である。
そのため、小さな傷も、日焼けも、手の脂も、雨の日についたシミも、そのすべてが革に刻まれていく。 隠す革ではなく、育てる革である。
仕上げには、ニートフットオイルをたっぷりと浸透させている。 牛の脚から採れるこの天然オイルが革に潤いと柔軟性を与え、使い始めからしっとりとした質感と自然な艶を生み出している。
革らしい革を、そのまま使う
HERITAGE SADDLEでは、傷やシワ、血筋、色ムラなども革本来の個性として積極的に使用している。
一般的には避けられることの多い表情も、このバッグでは革が生きてきた証として考えている。 均一に整えられた革にはない、一点ごとの個性こそがHERITAGE SADDLEの魅力である。
縫製糸はスーパー繊維のベクトランを使用。革製品の弱点は革ではない部分、つまり糸やファスナーなど。
縫製糸にベクトランを採用することで、より頑丈なバッグとなる。
制作工程では、一度革を水に漬ける工程を行う。 その際に生まれる自然なシワも、このバッグならではの特徴であり、不良ではない。 新品でありながら、どこか使い込まれたような空気感をまとっているのも、この工程によるものである。
また、綺麗な部分だけを選り分けず裁断することで、革を無駄なく使い、価格も現実的なところへ抑えている。 もし傷一つない部分だけを使って製作するなら、販売価格はおよそ1.5〜2倍になるだろう。
ただし、傷の多い革だけを集めているわけではない。 革全体のバランスを見ながら裁断するため、ワイルドな表情の個体もあれば、比較的すっきりとした印象に仕上がる個体もある。 どちらが届いても、それがHERITAGE SADDLE本来の姿である。
毎日使うほど、このバッグは育っていく
ミニトートは、大きなバッグよりも手に取る機会が多い。 財布、スマートフォン、鍵。 ちょっとした買い物、散歩、通勤、休日のお出掛け。 毎日使うからこそ、革は毎日変化していく。
朝日に焼けた色。 手の脂で増していく艶。 擦れて丸くなる角。 小さなシミさえ、数年後にはこのバッグだけの景色になる。
育て方に、正解はない
染色もコーティングも施していないヌメ革は、とても素直な素材である。
日焼けをすれば色が深まり、水滴が付けばシミになることもある。擦れた部分は艶を帯び、触れ続けた場所には持ち主だけの風合いが刻まれていく。
そのため、どんなバッグへ育つかは使う人次第である。
丁寧に手入れをしながら、美しく飴色へ育てるのもいい。
多少の傷や汚れは気にせず、道具として毎日使い倒すのもいい。
どちらが正しいということはない。
同じ革、同じ型紙で製作しても、数年後にはまったく違う表情になる。
それがHERITAGE SADDLEの一番の魅力である。
毎日の相棒として
革以外の仕様やディティールは、通常のミニトートと変わらない。
コンパクトなサイズでありながら、財布やスマートフォン、小物類をしっかり収納できる実用性。 気軽に持ち出せる軽快さ。 そして、毎日使いたくなる取り回しの良さ。
使う頻度が高いバッグだからこそ、革の変化も早い。 数ヶ月後には艶が現れ、一年後には色が深まり、数年後には世界にひとつだけの表情へ育っていく。
新品の美しさは、ほんの始まりに過ぎない。 毎日手に取り、毎日使い、毎日の時間を刻むことで、このバッグは少しずつ完成へ近づいていく。
大きさは違っても、育つ愉しさは変わらない。
MINI TOTE HERITAGE SADDLEは、あなたの日常とともに表情を刻んでいく相棒である。
ご購入前にご確認いただきたいこと
MINI TOTE HERITAGE SADDLEでは、革本来の表情を活かすため、傷・シワ・血筋・色ムラなどが見られる部分も積極的に使用している。
また、製作工程では革を水に漬ける工程があり、その際に自然なシワが生まれる。 これらは不良ではなく、このシリーズならではの表情としてご理解いただきたい。
本製品は、染色やコーティングを施していない国産ヌメ革を使用しているため、シミや汚れ、日焼け、擦れによる色や質感の変化が起こりやすい。 それらも経年変化の一部としてお楽しみいただければ幸いである。
革の表情には一点ごとの差がある。 傷やシワ、トラ目が比較的多く見られる個体もあれば、反対に想像以上にすっきりとした印象の個体もある。 これは個体差や裁断位置による自然な違いであり、どちらもHERITAGE SADDLEの個性である。
なお、「できるだけ綺麗な部分で製作してほしい」「傷の多い部分を多く使ってほしい」といった革の表情に関する個別のご要望には対応していない。 一枚の革全体を見ながら、製品として最も美しく見えるバランスで裁断・製作を行っているため、あらかじめご了承いただきたい。
SHINの商品は全て1931年製のSINGER足踏みミシンで製作されています。生産効率は高くないですが糸締まりが良く、小物からバッグまで作ることが出来るオールマイティなミシンです。
足踏みで1針1針縫うことでハンドメイド特有のあたたかみが生まれます。












